【計算】f(x)=xを微分せよ-解析学
注意点

正しく証明・計算の結果が学術的に本当に正しいかどうかは保証できません…ご了承くださいm(__)m
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【問題】$f(x)=x$を微分せよ

$f(x)=x$を微分せよ。

回答

微分の公式より、

$f'(x)= \displaystyle \lim_{h \to 0} \frac{f(x+h)-f(x)}{(x+h) -x}$

$f(x)=x$ より、

$f'(x)= \displaystyle \lim_{h \to 0} \frac{(x+h)-x}{(x+h) -x}$

$= \displaystyle \lim_{h \to 0} \frac{h}{h}$

$= \displaystyle \lim_{h \to 0} 1$

「h」は存在しないので

$f'(x)= 1$

Q.E.D.

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別の書き方

$\displaystyle  \frac{df}{dx}= \lim_{\Delta x \to 0} \frac{f(x+\Delta x)-f(x)}{(x+\Delta x) -x}$

$f(x)=x$ より、

$\displaystyle \frac{df}{dx}= \lim_{\Delta x \to 0} \frac{(x+\Delta x)-x}{(x+\Delta x) -x}$

$= \displaystyle \lim_{\Delta x \to 0} \frac{\Delta x}{\Delta x}$

$= \displaystyle \lim_{\Delta x \to 0} 1$

「$\Delta x$」は存在しないので

$\displaystyle \frac{df}{dx}= 1$

オススメの理由

上の「d」や「$\Delta$(デルタ)」は差分(difference)のことを指しています。まず、$df$は$f(x)$と$x$から$\Delta x$(ほんの少し)だけ動かした$f(x+\Delta x)$の差分という意味です。また$dx$も同様に変数$x$と$x+\Delta x$の差分という意味です。

また、この差分を限りなく小さくするのが微分なので、$\Delta x$を0に近づけるわけです。よって、 $\displaystyle \lim_{\Delta x \to 0}$があります。微分とは、一瞬の変化量が知りたい、つまり傾きを求めているわけです。

ごちゃごちゃと書きましたが、$\displaystyle  \frac{df}{dx}$という形で微分を覚えたら、いざというときに微分の公式が簡単に思い出せそうではないですか?

微分の形を覚えるまでだけでも、この書き方で練習するのが個人的にはオススメです。

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