令和2年センター本試>数1>第3問 (3) 解いてみた
当ページの注釈
  1. 問題の解答例など解法は見ずに解いています。覚えていない部分は学習はしますが、直接問題の解き方は調べていません。
    よって、順当な解法かは分かりませんが、何か参考になれば幸いです
  2. なるべく細かく書くようにしています。不明点はコメントいただければ嬉しいです
  3. また、正解かどうかのチェックは行い、正解にはなっています

 

問題

問題は下記を開いてご確認ください。

令和2年度本試験の問題|大学入試センター

第3問(3)

$\bigtriangleup DHI$を含む平面上にない点$J$は$HJ⊥HD$、$HJ⊥HI$、$HJ=8$なので、$\bigtriangleup HJD$、$\bigtriangleup HJI$は下図のようになる。

$\bigtriangleup HJD$、$\bigtriangleup HJI$はともに直角三角形なので、三平方の定理より斜辺が求まる。

JDの長さ

$JD^2=HJ^2+DH^2=8^2+4\sqrt{5}^2$

計算中……
$JD^2=HJ^2+DH^2=8^2+4\sqrt{5}^2=64+80=144$

$JD=\pm 12$

ただし、辺の長さなので正の数である。よって、$JD=12$

$JD=12$

JIの長さ

$JI^2=HJ^2+IH^2=8^2+2\sqrt{5}^2$

計算中……
$JI^2=HJ^2+IH^2=8^2+2\sqrt{5}^2=64+20=84$
$JI=\pm \sqrt{104}=\pm 2\sqrt{21}$

ただし、辺の長さなので正の数である。よって、$JI=2\sqrt{21}$

$JI=2\sqrt{21}$

$\bigtriangleup IDJ$の面積

上記より、$\bigtriangleup IDJ$の2辺の長さが$JD=12$、$JI=2\sqrt{21}$だと分かった。また、$ID=10$は既に「数1>第3問 (2) ( i )  」で分かっている。よって、下記のような図になる。

ここで問題にあるように問3の(1)を考慮するために見返してみる。すると、$\bigtriangleup IDJ$と$\bigtriangleup ABC$の各辺をみてみると、$\bigtriangleup IDJ$は$\bigtriangleup ABC$の各辺の2倍の辺を持っている

問3(1)を回答した結果の図形

$I$から$DJ$に下ろした垂線の長さ

つまり、$I$から$DJ$に下ろした垂線の長さも$AZ$の2倍の$\displaystyle \frac{10\sqrt{5}}{3}$になる。

従って、$\bigtriangleup IDJ$の面積は

$\bigtriangleup IDJ$の面積$\displaystyle =12 \times \frac{10\sqrt{5}}{3} \div 2=$$20\sqrt{5}$

点$H$から$\bigtriangleup IDJ$に下ろした垂線$HK$の長さ

一度、四面体$JDHI$がどのような図形かイメージしておく。

微妙な書き方に…すみませんm(__)m

 

先ほど面積を求めた面は下図の青い部分になる。この面に対して、$H$から垂線を下ろした$HK$の長さを知りたい。

$\bigtriangleup IDJ$と$HK$、$\bigtriangleup DHI$と$JH$からそれぞれ体積を求める

ここで、$\bigtriangleup IDJ$と$HK$、$\bigtriangleup DHI$と$JH$を使って、それぞれ四面体$JDHI$の体積を求める。

体積の値は一致するので、唯一長さが分かっていない$HK$の長さが求まる。
※$\bigtriangleup DHI$は直角三角形で辺の長さが全て明らかなので面積が求まる

$\bigtriangleup IDJ$と$HK$

$\bigtriangleup IDJ$の面積は$20\sqrt{5}$、高さは不明なので$HK$で計算する。

四面体$JDHI$の体積$\displaystyle =20\sqrt{5} \times HK \div 3 = \frac{20\sqrt{5} HK}{3}$・・・( A )

$\bigtriangleup DHI$と$JH$

$\bigtriangleup DHI$の面積は$2\sqrt{5} \times 4\sqrt{5} \div 2 = 20$

高さは$HJ=8$なので、

四面体$JDHI$の体積$\displaystyle =20 \times 8 \div 3 = \frac{160}{3}$・・・( B )

 

( A )( B )より、

$\displaystyle \frac{20\sqrt{5} HK}{3} = \frac{160}{3}$

計算中……

$\displaystyle \frac{20\sqrt{5} HK}{3} = \frac{160}{3}$

$20\sqrt{5} HK = 160$

$\sqrt{5} HK= 8$

$\displaystyle HK= \frac{8}{\sqrt{5} }$

(右辺)の分母からルートを消すために、分母分子に$\sqrt{5} $を掛けて、

$\displaystyle = \frac{8\sqrt{5}}{5}$

$\displaystyle HK=\frac{8\sqrt{5}}{5}$

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  1. 問題の解答例など解法は見ずに解いています。覚えていない部分は学習はしますが、直接問題の解き方は調べていません。
    よって、順当な解法かは分かりませんが、何か参考になれば幸いです
  2. なるべく細かく書くようにしています。不明点はコメントいただければ嬉しいです
  3. また、正解かどうかのチェックは行い、正解にはなっています